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実世界

1969.11 予告掲載

小学館の学年誌『小学四年生』の12月号に、新作「ドラえもん」の予告が掲載される。しかし、この時点で、「ドラえもん」というタイトルさえ明かされていなかった。

それまで連載されていたのが、「ウメ星デンカ」。「ドラえもん」は、この「ウメ星デンカ」に続く作品だったわけだが、新連載決定時点で、まだ「ドラえもん」のアイデアはまとまっていなかったと思われる。

『小学四年生』の予告記事にはこうある。「つくえの中から飛び出した。何が?その名は?その正体は?すごーくおもしろいんだ!すごーくゆかいなんだ!でも、どんなお話かは、正月号のお楽しみ!」何とも漠然としている。

1969.12 学年誌連載開始

この月に発売された翌月号(70年1月号)の各学年誌『よいこ』、『幼稚園』、『小学一年生』〜『小学四年生』で、新タイトル「ドラえもん」の連載が開始された。

ということは、それぞれの学年誌に対応したパターンのオープニングが存在したわけだが、現在、単行本(てんとう虫コミックスなど)に収録されているものは、『小学四年生』に掲載されたものである。低学年、幼稚園程度の年齢対象のものになると、そのセリフは極めて簡潔になっている。

ドラえもん掲載誌一覧

掲載誌掲載期間備考
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Last-modified: 2010-05-15 (土) 13:15:09 (5260d)