Domino といっても Lotus じゃないよ?MIDIシーケンサの Domino です。&br;
インタフェイスは レコンポーザ → [[Cherry:http://hp.vector.co.jp/authors/VA010012/]] → Domino みたいな。

- [[MIDI音楽編集ソフト「Domino(ドミノ)」|TAKABO SOFT:http://takabosoft.com/domino]] (本家)

&ref(domino_main.png);

#contents

** Domino で VST [#wf46c1f7]
Domino 自身は VST に対応していないけど、別の VSTホストを踏み台にすれば VSTi を使うことができる。

+ VST Host を入手。
-- [[VSTHost:http://www.hermannseib.com/english/vsthost.htm]]&br;
「current version here」というところからダウンロード。
//&br;&ref(dm001.png);&br;&br;
+ VST Host のzipをダウンロードしたら適当なところに展開。&br;
C:\VSTHost
+ 仮想 MIDI ケーブル「MIDI Yoke」を入手。
-- [[MIDIOX:http://www.midiox.com/]]&br;
左リンクメニュー「MIDI Yoke」から一番新しいのをダウンロード。(msiファイル)
//&br;&ref(dm002.png);&br;
//&br;&ref(dm003.png);&br;
//&br;&ref(dm004.png);&br;&br;
+ MIDI Yoke の msi を実行してインストール。
-- Windows Vista/7 の場合は管理者権限でインストールする必要があるかも。
+ VSTi を入手。
-- ここは Synth1 という VSTiプラグインを使ってみる。&br;
[[Daichi Laboratory:http://www.geocities.jp/daichi1969/]] の [[Download:http://www.geocities.jp/daichi1969/softsynth/index.html#down]] から、一番新しいのをダウンロード。
//&br;&ref(dm005.png);&br;
//&br;&ref(dm006.png);&br;
//&br;&ref(dm007.png);&br;&br;
+ Synth1 をダウンロードしたら、VSTi を入れるディレクトリをつくってそこに展開。&br;
今後もVSTiを使う場合は、決まったディレクトリに配備していく方が良い。&br;
ここは C:\VSTPlugins というディレクトリをつくってその中に展開。&br;
(C:\VSTPlugins\Synth1 となる)
+ VST Host を起動する。
&br;&ref(vsth_001.png);&br;&br;
+ VST Host のメニュー「Device」→「Wave...」を選択。
&br;&ref(vsth_002.png);&br;&br;
+ 「Output Port」に有効なデバイスを選択。&br;
よくわからなければ「MME:サウンドマッパー」で。※ ASIOドライバがあればそれがベスト。
&br;&ref(vsth_003.png);&br;&br;
+ VST Host のメニュー「Device」→「MIDI...」を選択。
&br;&ref(vsth_004.png);&br;&br;
+ 「MIDI Input Devices」タブを開いて、「In From MIDI Yoke」を選択。&br;
いくつか表示されるけど、とりあえず「In From MIDI Yoke:1」だけ選択。
&br;&ref(vsth_005.png);&br;&br;
+ VST Host のメニュー「File」→「Set PlugIn Path...」を選択。
&br;&ref(vsth_006.png);&br;&br;
+ 「VST PlugIn Paths」に 上でつくった VSTi用ディレクトリを入力。&br;
→ C:\VSTPlugins
&br;&ref(vsth_007.png);&br;&br;
+ VST Host のメニュー「File」→「Rescan PlugIns」を実行。
&br;&ref(vsth_008.png);&br;&br;
+ VST Host ツールバーの「Load PlugIn」を選択。(左から2番目のボタン)
&br;&ref(vsth_009.png);&br;&br;
+ 「Synth1」→「Synth1 Soft Synth」を選択。&br;
&br;&ref(vsth_010.png);&br;&br;
コンソール上で「Engine Output」と「Synth1」が接続された図になる。
&br;&ref(vsth_011.png);&br;&br;
+ VST Host コンソール中の「Synth1」の「MIDI Parameters」ボタンを押す。
&br;&ref(vsth_012.png);&br;&br;
+ 「MIDI Input Devices」で「In From MIDI Yoke:1」を選択。
&br;&ref(vsth_013.png);&br;&br;
+ VST Host のメニュー「Window」→「Master」でボリューム表示をしておく。
&br;&ref(vsth_014.png);&br;
&br;&ref(vsth_015.png);&br;&br;
+ Domino を起動。
&br;&ref(dmn_001.png);&br;&br;
+ Domino のメニュー「ファイル」→「環境設定」を開く。
&br;&ref(dmn_002.png);&br;&br;
+ 「MIDI-OUT」の設定を開く。
&br;&ref(dmn_004.png);&br;&br;
+ いずれかのポートの「MIDI OUT デバイス」に「Out To MIDI Yoke:1」を選択。&br;
ここは「ポートB」を選択してみる。&br;
「音源(音源定義ファイル)」は何でも良い。とりあえず「GM Level1」とかで。
&br;&ref(dmn_005.png);&br;&br;
+ Domino のどれかトラックを右クリックして「トラックのプロパティ」を選択。
&br;&ref(dmn_006.png);&br;&br;
+ 「ポート」に、MIDI Yoke を選択したポート(ポートB)を選択。
&br;&ref(dmn_007.png);&br;&br;
+ 「ペン」ツールなどで、そのトラックのピアノロールでクリックしてみる。&br;
Synth1の音が出れば、VSTiでつながったということ。

** Domino で SoundFont [#qe9b0c1c]

SoundFont の解説は [[こちら:http://ja.wikipedia.org/wiki/SoundFont]] で。&br;
Domino自身はSoundFontは使えないけど、VSTi経由で使うことならできる。

+ VSTi の設定を済ませる。(上記参照)
+ sfz を入手。&br;
-- [[Cakewalk - SFZ Player:http://www.cakewalk.com/support/project5/sfz.aspx]]&br;
これは SoundFont を VSTi で使えるようにするアプリでありプラグイン。&br;
ダウンロード時にメールアドレスなどの入力を求められるけど、フリーソフト。
+ ダウンロードしたら、VSTi用のディレクトリに展開。(VSTi設定の項を参照)&br;
→ C:\VSTPlugins\sfz
+ 適当な SoundFont をダウンロード。
- ここは Hispasonic.com のフリーの SoundFont をもらう。&br;
[[DSK Music presenta Hispasonic Sampled Series:http://www.hispasonic.com/noticias/dsk-music-presenta-hispasonic-sampled-series-11918]] から「Formato SoundFont」というのをダウンロード。
+ SoundFont をダウンロードしたら適当な場所に展開。&br;
これも SoundFont 用の決まったディレクトリをつくっておくと良い。
+ VST Host を起動。
+ VST Host のメニュー「File」→「Rescan PlugIns」を実行。
+ VST Host ツールバーの「Load PlugIn」を選択。(左から2番目のボタン)
+ 「sfz」→「sfz」を選択。&br;
コンソール上で「Engine Output」と「sfz」が接続された図になる。
+ VST Host コンソール中の「sfz」の「MIDI Parameters」ボタンを押す。
+ 「MIDI Input Devices」で「In From MIDI Yoke:1」を選択。
+ VST Host コンソール中の「sfz」の「PlugIn Edit」ボタンを押す。
&br;&ref(sfz_000.png);&br;&br;
+ sfz の設定画面が表示されるので、「FILE」に上記でダウンロードした SoundFont を選択する。
&br;&ref(sfz_001.png);&br;&br;
+ Domino 起動。
+ Domino のメニュー「ファイル」→「環境設定」を開く。
+ 「MIDI-OUT」の設定を開く。
+ いずれかのポートの「MIDI OUT デバイス」に「Out To MIDI Yoke:1」を選択。&br;
ここは「ポートB」を選択してみる。&br;
「音源(音源定義ファイル)」は何でも良い。とりあえず「GM Level1」とかで。
+ Domino のどれかトラックを右クリックして「トラックのプロパティ」を選択。
+ 「ポート」に、MIDI Yoke を選択したポート(ポートB)を選択。
+ 「ペン」ツールなどで、そのトラックのピアノロールでクリックしてみる。&br;
sfz(を通して SoundFont)の音が出ればOK。

** Domino で複数の VSTi を使う。 [#u530e2ea]
ひとつのポートでも、フィルタをかければ複数のVSTiを演奏可能。&br;
例えば、Synth1 を Ch1 に、sfz を Ch2 に出力するやり方を、以下に記述。

+ VST Host 起動。
+ VST Host コンソールで、「Synth1」と「sfz」(2つ)をロードする。&br;
ツールバー「Load PlugIn」で。&br;
「Output Engine」の入力に、2つの VSTi の出力がつながったような図になる。
+ コンソール中の「Synth1」の「MIDI Filters」ボタンを押す。
&br;&ref(ms_001.png);&br;&br;
+ 「MIDI Input Devices」タブで「In From MIDI Yoke:1」を選択。
+ 「MIDI Input Devices」タブの右下の「Filter Settings...」ボタンを押す。
&br;&ref(ms_002.png);&br;&br;
+ 「Channels」の設定で、''1以外''のチェックボックスをONにする。&br;
これで Ch1 以外のチャンネルで Synth1 の出力が抑止される。
&br;&ref(ms_003.png);&br;&br;
+ コンソール中の「sfz」の「MIDI Filters」ボタンを押す。
+ 「MIDI Input Devices」タブで「In From MIDI Yoke:1」を選択。
+ 「MIDI Input Devices」タブの右下の「Filter Settings...」ボタンを押す。
+ 「Channels」の設定で、''2以外''のチェックボックスをONにする。&br;
これで Ch2 以外のチャンネルで sfz の出力が抑止される。
&br;&ref(ms_004.png);&br;&br;
+ Domino 起動。
+ Domino のメニュー「ファイル」→「環境設定」を開く。
+ 「MIDI-OUT」の設定を開く。
+ いずれかのポートの「MIDI OUT デバイス」に「Out To MIDI Yoke:1」を選択。&br;
ここは「ポートB」を選択。
+ Domino のいずれかのトラック(「トラック1」とする)を右クリックして「トラックのプロパティ」を選択。
++ 「ポート」に、MIDI Yoke を選択したポート(ポートB)を選択。
++ 「チャンネル」に「1」を選択。
&br;&ref(ms_005.png);&br;&br;
+ Domino の上記とは異なるトラック(「トラック2」とする)を右クリックして「トラックのプロパティ」を選択。
++ 「ポート」に、MIDI Yoke を選択したポート(ポートB)を選択。
++ 「チャンネル」に「2」を選択。
&br;&ref(ms_006.png);&br;&br;
+ 「トラック1」のピアノロールを「ペン」ツールなどでクリックしてみる。&br;
Synth1 の音だけが出ればOK。
+ 「トラック2」のピアノロールを「ペン」ツールなどでクリックしてみる。&br;
sfz の音だけが出ればOK。

** 参考サイト [#g47bb18c]

- [[初心者になるための耳コピMIDI講座:http://mimikopi.nomaki.jp/]]&br;
Domino 講座がある。
- [[一足飛びの音楽制作:http://pohwa.adam.ne.jp/you/music/isogi/index.html]]&br;
初期設定など [[ここらへん:http://pohwa.adam.ne.jp/you/music/isogi/domino.html]] 参考になりました。
- [[超初心者のミク歌作り:http://miku.motion.ne.jp/beginner/index.html]]&br;
[[シーケンスソフト Domino の使い方メモ:http://miku.motion.ne.jp/beginner/DominoMemo.html]] が参考になるです。
- [[k本的に無料ソフト・フリーソフト:http://www.gigafree.net/]]&br;
多くのフリーソフトを紹介している。その中に [[Domino の説明:http://www.gigafree.net/media/midi/domino.html]] がある。


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[[MLEXP. Wiki]]


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