Top > 1974 実世界1974.8 ドラえもん初単行本化小学館からてんとう虫コミックス第1巻「ドラえもん」が発行される。 ちなみに、ドラえもんのシンボルともいえる「四次元ポケット」は、この単行本が出るまで「四次元」という概念につながっていなかった。実は、いつ「四次元ポケット」という名称になったのかということははっきりしていない。唯一、このてんとう虫コミックス第1巻のカバーの折り返しの「作者のことば」(最近発行のものにはない。)の文面の中で、このポケットの中が四次元につながっているらしいということがほのめかしてある程度なのだ。 単行本作中で「四次元ポケット」の名が初めて出たのは、てんとう虫コミックス16巻だった。 ドラえもんの世界1974.1 ドラミちゃん連載「小学館ブック」1月号から9月号にかけて、ドラえもんとは独立した形で「ドラミちゃん」が連載された。しかし「ドラミちゃん」として単行本は出ていない。これは「ドラえもん」に、設定を「ドラえもん」の内容に書き換えられて(のび太郎をのび太に変えるなど)収録されている。 実世界・ドラえもんの世界1974.2 さようならドラえもんここで、有名なてんとう虫コミックス第6巻に掲載された「さようなら、ドラえもん」が描かれている。(小学三年生)これで3度目の”幻の最終回”である。 ドラえもん掲載誌一覧(昭和49年)
|