クロスコンパイルメモのバックアップ(No.2)

Linux 上で Windows のモジュールをコンパイルする方法は Google 先生に聞くと結構出てくるけど、その逆がなかなか出てこない。

ということで Windows 上で Linux のモジュールをコンパイルする方法をメモ。

Windows 上に UNIX 環境を構築 †

Cygwin か MinGW/msys ということになると思う。導入に関する詳細は下記ページで。

ここでは Cygwin を使ってみる。

ターゲットとなる Linux の C++ 環境と、Cygwin でつくる gcc のソースが必要になる。

今回、Linux は fedora 11 を使うことにする。ここは、お好みのディストリビューションで OK かと思う。

fedora の場合は、下記サイトから C ライブラリをもらってくる。

FTP で上手くいかないときは HTTP の方で。

今回は下記を使う。

今回は以下のようにする。

ということで、/usr/linux に glibc-2.11-2.i686.rpm を入れる。

ls /usr/linux
glibc-2.10.1-2.i586.rpm

/home/user/work に GCC のパッケージを入れる。

$ ls /home/user/work
binutils-2.19.tar.gz gcc-3.3.4.tar.gz

※ これはふつうにエクスプローラで移動してくれば OK。

まずは、glibc を展開。

$ cd /usr/linux
$ rpm2cpio glibc-2.11-2.i686.rpm | cpio -id
$ rpm2cpio glibc-headers-2.11-2.i686.rpm | cpio -id

これで以下のフォルダが展開される。(5個)

etc
sbin
usr
lib
var