iBATIS は O/Rマッピングツールといわれるフレームワークのひとつ。 Apache プロジェクトで開発されている。
O/R マッピングツールであるが、Hibernate 等と違うのは SQL がそのまま使えること。
次のダウンロードサイトなどから ibatis-x.x.x.xxx.zip (最新版) を取得して、 適当なフォルダに展開する。
出てきたファイルをクラスパスの通っているところに置くか、 プロジェクト直下に置く。
最新版(2007/03/22時点)だとファイルが1つ (ibatis-2.3.0.677.jar) なんだけど、1つにまとまったのかな。
次に設定ファイルを書きます。
ファイル名はサンプルに従って SqlMapConfig?.xml などとします。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<!DOCTYPE sqlMapConfig
PUBLIC "-//ibatis.apache.org//DTD SQL Map Config 2.0//EN"
"http://ibatis.apache.org/dtd/sql-map-config-2.dtd">
<sqlMapConfig>
<properties resource="SqlMapConfig.properties" />
<settings
cacheModelsEnabled="true"
enhancementEnabled="true"
lazyLoadingEnabled="true"
maxRequests="5"
maxSessions="2"
maxTransactions="2"
useStatementNamespaces="false"
/>
<transactionManager type="JDBC" >
<dataSource type="SIMPLE">
<property name="JDBC.Driver" value="${driver}"/>
<property name="JDBC.ConnectionURL" value="${url}"/>
<property name="JDBC.Username" value="${username}"/>
<property name="JDBC.Password" value="${password}"/>
</dataSource>
</transactionManager>
<!-- ここにリソース設定ファイルのパスを書く -->
<sqlMap resource="sqlmap/login.xml" />
<sqlMap resource="sqlmap/getHogeTable.xml" />
:
:
</sqlMapConfig>
このファイルに直接設定を書いても良いけど、 ここは SqlMapConfig?.properties というファイルから設定を取ってくるようにする。
SqlMapConfig?.properties は、例えば Oracle の場合、こんな感じで書く。
driver=oracle.jdbc.driver.OracleDriver url=jdbc:oracle:thin:@127.0.0.1:1521:ORCL username=user password=passwd
iBATIS のプラグインがあるので、それも入れておく。
あとは指示に従ってインストール。
Hibernate Tools プラグインが入っていると、なぜか「構成にエラーがある」という旨のメッセージが出て 新たなプラグインがインストールできないことがある。 Hibernate Tools 自体がまだベータ(2007/03/23 17:03時点 私の環境では 3.2.0.beta9a)なので、何か不具合を抱えてるんだろうとは思うけど。
対処
とりあえず Hibernate プラグインを使わないのであれば、無効にすれば良い。