当“藤子・Ｆ・不二雄の世界”は、藤子・Ｆ・不二雄の“異色（SF）短編作品”をメインに扱っています。

ここでいう異色（SF）短編作品とは、藤子・Ｆ・不二雄のメイン舞台である子供向けの生活ギャグ漫画の部類には属さない、主に大人向けに描かれた作品群のことですが、少年SF短編として子供向けに描かれた作品の一部も含みます。これらの作品は、“オバケのＱ太郎”や“ドラえもん”などのメジャーな作品の裏に隠れてあまり世間の日の目を見ていませんが、表舞台で活躍する作品のエッセンスとなる部分が“子供向け”という制限を取り払われた形でストレートに表現されています。つまり、異色（SF）短編作品には藤子・Ｆ・不二雄の世界観そのものが如実に描かれている、といえます。

そこで当サイトでは、これら異色（SF）短編にスポットを当ててあらゆる角度から考察をしてみたいと考えています。また、異色（SF）短編作品以外の作品（“ドラえもん”などの代表作）についても、異色（SF）短編作品を読む観点から考察してみたいと思います。これらについて [ すこし・ふしぎな世界 ] の方で紹介しています。

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※2007.11  メンテしないつもりでしたが、10年前に書いたソースのあまりの酷さに、今や開発を生業としている私にはちょっと耐えられなくなって、ちょっと微調整しました。ついでにコメントもいくつか改訂してたり。